温泉紀行Ⅲ <秋田>後生掛温泉 湯治

「後生掛温泉」に湯治に行って来ました。
海抜1000mの十和田八幡平国立公園の大自然の中にある「後生掛温泉」は地熱で床を暖めたオンドル部屋と泥風呂が有名です。
鍋・釜から食料など生活用品を持参しての、本格的な湯治をするという秋田の友達に誘われて、私も本格的の湯治を体験してきました。
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温泉熱を利用したオンドル部屋は、寝転んでいるだけもぽかぽかと入浴に近い効果があり、心地よく、健康度を回復するのに効果がありそうです。

お風呂場は硫黄の匂いが立ち込める高い天井で総木造り。情緒たっぷりです。
内湯は、湯舟が3、サウナ、むし風呂、滝湯、泥湯。あと小さめな露天がありました。
湯量豊富で、お湯がどんどこ流れて気持ちが良いです。
泥湯では泥を肌に塗ると、スベスベして一皮剥けた様に感じます。

持参した食材と共に、山蕗、ミズ、根曲竹、蕗の薹などの山菜を採り、温泉の蒸気で蒸して頂きましたが、とても美味しかったです。
写真の蒸気箱(?)に芋や野菜なら10~20分で蒸し焼きに、卵は5分入れると温泉卵が出き上がります。
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ここを拠点にして、岩手山、駒ケ岳登山やトレッキングを楽しまれている人々にも出会いました。
私は、まず、「八幡平」トレッキングコースを。高山植物の花の最盛期は7月上旬だとか・・・。
でも咲いていました。いっぱい咲いていました!
イワカガミ、ハクサンチドリ、ワタスゲ、キヌガサソウ、シラネアオイ、キンポウゲ、ゴゼンタチバナ、ミツガシワ、ツマトリソウ、チングルマ・・・・など等。
キヌガサソウは花弁が6枚なら葉も6枚、花弁が13枚なら葉も13枚になるそうです。自然界の妙ですね!
殆ど知らなかった名前も、散策の途中次々と咲いている花を見つけていくうちにだんだん覚えていきました。
                      ハクサンチドリ
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                      キヌガサソウ
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                      ミツガシワ
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山頂近くの鏡沼には、まだ雪が残っていて面白い姿を見せてくれていました。
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翌日は、「後生掛自然研究路」「大沼自然研究路」と全く反対の景色の路を歩きました。
「後生掛自然研究路」は源泉の沸き出でる地球のマグマの息吹を体感することが出来ました。
熱湯、蒸気、泥火山などが噴出し火山現象をふんだんに見ることの出来る2kmのコースです。
                   大湯沼の泥つぼも噴気、噴泥しています。
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「大沼自然研究路」では、緑豊かな森に囲まれた湖と湿原を散策しました。
レンゲツツジとコバイケイソウの群生が湖に映えて綺麗でした。
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コバイケイソウに蝶が。
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イソツツジという名も覚えました。とても可愛い花です。
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テレビもなく、携帯電話も繋がらない人里離れた「後生掛」での数日でしたが、自然の有り難さ、自然の恐ろしさ、自然の美しさをあらためて感じる事が出来ました。


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