温泉紀行Ⅳ <福島> 檜枝岐温泉 ・ 甲子温泉

尾瀬沼は、この時期、ニッコウキスゲが満開だとか・・・人出も多い事でしょう。人込みを避けて姫田代、上田代湿原を通る燧ヶ岳裏林道を歩きました。
              標高1260mの上田代湿原
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ニッコウキスゲも咲いていました。
             花は昼に開き,1日でしぼみます。
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ワタスゲも。
              今、まさに綿毛を飛ばそうとしています。
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<檜枝岐温泉>
今夜の宿は平家の落人が隠れ住んだと言われる檜枝岐(ひのえまた)温泉「かぎや旅館」です。古代檜で作られたお風呂は檜の香りがして気持ちが良く、山菜料理と岩魚の塩焼きは美味しかったです。
               岩魚の串焼き
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檜枝岐村は260年の伝統のある檜枝岐歌舞伎を、今も守り続けている事でも知られています。役者から裏方まで 全て村人たちが担当し、 代々役を受け継いでいる家も 多いということです。
奉納歌舞伎なので上演される舞台は鎮守神の境内に有り、観客席は神社への階段状の坂がそのまま自然の観覧席になっています。
              舞台から見た石段の観客席
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              観客席から見た舞台
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真昼でも深々と生い茂る木々の、薄暗い石段に腰掛けているとなんだか霊気を感じます。
奉納歌舞伎が演じられるのは、昔から何時も夜!
人々は、闇の中で演じられる歌舞伎を見ながら、霊気と幽鬼を見ていたのかもしれません。


<甲子温泉>
翌日は甲子(かし)温泉へ。700年以上前、甲子(きのえね)に発見されたのでこの名前が付けられたとか。
橅林に囲まれ、阿武隈川の源流に湧く源泉を引く一軒宿「大黒屋」に泊まりました。

「世の中に 蚊ほどうるさき ものはなし ぶんぶというて 夜もねられず」と、寛政の改革を揶揄された白河藩主松平定信の別荘「勝花亭」も敷地内にあり、宿泊も可能です。

大黒屋はお風呂でも人気が有ります。
総檜の内湯に続く露天風呂は緑の木々に囲まれた広々とした空間、身体も緑に染まりそうです。
でも、一番人気は「大岩風呂」です。縦5m、横15m、深さ120cm、立って入浴する珍しい温泉です。もちろん源泉掛け流しの温泉です。
          湯口からは44℃、大岩風呂の底からは清水が湧き出し、ちょうど良い湯温となる。
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大岩風呂は、宿の地下道を100段近く降りて渓流を渡った対岸にあります。
              雨の日は傘をさして橋を渡ります。
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南会津の農道を走っていて、趣のある建物を見つけました。
茅葺屋根の鐘楼門です。
              福島県の重要文化財の楼門です。
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南泉寺の楼門で寛政六年に建立と書かれています。
二階には梵鐘も下がっており「自由に撞いてください」と書いてあったので「お心持」を供えて一つ撞きました。
朗々とした響きは、田圃や畑の上を越えて山の方へ広がってゆきました。


この記事へのコメント

☆彡とわ
2007年07月24日 23:23
こんばんわぁ~
 岩魚の塩焼き美味しいそうです。
 温泉も気持ちが良さだし
 mugenさんはいつも素敵な旅をされてますね。
Bonnieux
2007年07月24日 23:45
mugenn殿、
尾瀬沼、行きたいと想っていますが未だに実現してないですね。
羨ましい限り!
岩魚の塩焼き、岩魚の骨酒、イナゴ、山ゴボウ、蕗のとうの佃煮、手作り豆腐、思わず涎が出てきます。
良い日旅たち・・・!  

malihini
2007年07月25日 19:33
岩魚の塩焼き、美味そうですね~大昔に尾瀬に行ったことはありますが、銀座並みの人でした。今はもっと沢山の人でしょうね! ここは人が写っていませんね!上田代湿原は良いですね!!八幡平(はちまんたい)もいい湿原ですよ。
mugen
2007年07月25日 20:10
とわさん
いつも有難う御座います!
岩魚も美味しかったですが、秋に宿のご主人が採りに行って保存されている茸も美味でしたよ。
mugen
2007年07月25日 20:42
Bonnieuxさん
尾瀬沼の玄関「檜枝岐温泉」は蕎麦の村としても有名です。「裁ち蕎麦」といって蕎麦粉100%で打ち薄く延ばし何枚も重ねて布を裁つように切るのでその名前が付いたとか。美味しいでしたよ。
mugen
2007年07月25日 21:13
malihiniさん
6月に行った「後生掛温泉」は八幡平湿原の近くなので歩いて来ました。高山植物のお花が綺麗でしたよ!
燧ヶ岳の裏林道は三条の滝に抜ける道なのですが、殆ど人と会いませんでした。