名の由来は奈良の東大寺、興福寺の二大寺から1字ずつ取って「東福寺」。
仏殿(本堂)は明治時代に焼失後、昭和9年再建。起工から竣工まで17年を要し復興させた昭和の木造建築中最大の建物です。
仏殿(本堂)
内部には、正面に釈迦如来立像が安置されています。
本尊・釈迦立像
天井の画龍は堂本印象の作、龍の大きさは体長54m・胴廻り6.2m。
龍の天井画(堂本印象)
つい先日まではあんなに賑わっていた通天橋も・・・。
モミジもすっかり散ってしまいました・・・。
東福寺には25の塔頭があります。
気の向くままに立ち寄ります。
同聚院(どうじゅいん)
同聚院はこじんまりとした小さなお寺です。
十方山(じゅっぽうざん)同聚院(どうしゅういん)
この小さなお寺に、日本で一番大きな木彫坐像の不動明王様がいらっいます。
像高2・65メートル。とにかく、大きいです。
日本最大の不動明王坐像(文化財指定)
このお寺のお札は、火除け、除災に霊験あらたかと信じられています。
小町寺(地蔵堂)
今回は退耕庵の入口のある小野小町ゆかりの「小町堂」を訪ねました。
小町地蔵堂
地蔵堂に祀られているのは縁あってこの寺に移された身の丈2メートルもの玉章(たまずさ)地蔵。胎内には恋多き女性、小野小町へ宛てた多くのの恋文が納められていたといい、縁結びのご利益があると言われています。
玉章(たまずさ)地蔵
小野小町が老いた我が身を写し嘆いたという 「小野小町百歳の井戸」 。
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
その時に詠んだ歌だと言われています。
小町百歳の井戸
この記事へのコメント
風の旅人
小野小町って百才まで生きたのかなあ
美人薄命だけにそこまで生きたとは信じられないなあ(笑)
それはともかく、今回の旅は細かいところまで載せておられますね。
とても参考になりました。
mugen
風さんの東福寺のページ(12/1)もう一度見て来ました。もみじ綺麗ですね!
あれから2週間ほどなのに紅葉はすっかり裸木になっていました。
小野小町、本当はどうだったのでしょう?
どんな美貌も100歳もすれば衰えて当然ですね。
☆彡とわ
何年か前に京都一人旅をした時に
通天橋から見た紅葉はいまでも忘れれません。
紅葉の頃はすごい人で
お寺の中をゆっくり見る事が出来なかったので
mugenさんのブログで紹介していただいて
良かったです。
ありがとうございました。
impression
紅葉の頃のはひと味違う東福寺を見させて頂きました。
雲龍図が上手く撮れていますね。感心!
何処の本山も塔頭に結構、見るべきモノがあり、歩いて回るのは好いですね。
sourire
mugenさんは必ずコースに入れるお寺なんですね。
何度も京都旅行をするうち、お寺を見尽くしてしまったような気がしていたのですが、ブログを拝見して勘違いだったとわかりました。
まだまだ素敵な所がたくさんあるんですね。
今度はぜひ同聚院と小町堂を訪ねてみようと思います。
mugen
紅葉の頃は、どこから人が溢れて来るのかと思うほど混雑していますが、シーズンが終わると人はまばら・・・でもモミジも散って終っています。
mugen
大徳寺の塔頭、妙心寺の塔頭・・・他にも良いところ色々ありそうです。
impression のお勧めの所ありますか?
mugen
何度か同じ場所や寺院を訪れても、春夏秋冬それぞれに異なった顔を見せてくれます。四季が有る有難さでしょうか。
Bonnieux
How are you ?
Are these pictures in Kyoto ?
If every pictures' title is written in English, I am glad.
I cannot write every picture's name to put it in PC.
Thank you !
さかなchan
mugen
Thank you so much for your comment.
My best wishes to you for a happy and healthy new year!
mugen
ほんとに京都は奥が深いですね。
知らない所がいっぱいで見るたびに新たな発見がいっぱいです。
「呑湖閣」拝観したいですね。malihiniさんにぜひ、ぜひ頼んで下さい!楽しみにしています!