室生寺(女人高野) <奈良>

奈良・室生寺に行ってきました。
桓武天皇の病気平癒の祈願がされ、効果があったことから、勅命により奈良時代に作られたお寺です。

          室生寺表門
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女人禁制で有名な広大で荒々しい高野山に対し、室生寺は女性の参詣が許されていたことから「女人高野」とも呼ばれています。その名にふさわしく室生山の懐に抱かれて優しく建っています。

          仁王門です。左右に吽形(青)・阿形(赤)の仁王像
  
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「鎧(よろい)坂」の石段を登った正面が室生寺の草創時期に建立された国宝の「金堂」です

          金堂
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金堂に安置されている仏像の数々は国宝です。薬師如来、地蔵菩薩像、文殊菩薩、十一面観音像の五尊が並び、その前に十二神将像が一列に配されています。 十一面観音菩薩像は女性的な優しさ、美しさのある仏様ですが、残念な事に写真撮影は禁止です。


          軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)石仏
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金堂の東、巨石に刻まれた、一面八臂石仏です。庚申さまとして親しまれ、手が八本あり、諸事を弁じる力があり、障害を取り除く力があり、病気や事故などを取り除いてくれる仏様と信じられています。



室生山の山麓から中腹にかけてが境内となっている山岳寺院で、急な石段を上るごとに次の堂宇が現れます。

          石段下から眺めた五重の塔
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高さは16メートル、屋外にあるものとしては日本最小です。(最大は東寺の五重の塔)
通常五重の塔は、一番下の屋根が大きく上に向かってだんだん小さくなるのですが、室生寺は石段の下から塔を見上げた時の視覚的効果を考え、五重とも屋根の大きさがあまり変わりません。

          雪を頂いた五重の塔
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どの角度から眺めても、飽きる事がない美しい五重の塔です!


五重塔の横の道を行くと、奥の院まで450段(下からでは720段とのこと)の階段が続いている。上り詰めると、目の前に空海を祀る奥の院御影堂が。

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奥の院から振り返ると・・・。
原生林に囲まれた、この胸突きの石段を・・・頑張りました!

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10年前、台風7号の被害を受けた五重の塔の映像を見た時、その損傷の大きさに驚きましたが、今回、修復された優美な姿を見る事が出来て嬉しく思いました!





この記事へのコメント

2008年02月28日 09:45
mugen殿、
五重塔の屋根に雪が少し残って好い雰囲気をだしていますね。 名(迷)カメラウ-マン!
また、人が居ない状況ばかりを上手く撮っていますが、大きな声を上げて、みんなを掃き退けて、撮られたのでしょうか?
多くの人々が参拝されていたのに不思議です。
こつをお教え願いたいです。
風の旅人
2008年02月28日 11:48
この日の室生寺はかなり冷え込んでいたのでは。
機構のいいときなら参拝客も多いけど、この時期ではどうでしょうか。

山寺に行って人がいないのも寂しいものです。
ある程度は人が欲しいですね。
誰もいないと熊や天狗が出てきそうや(笑)
mugen
2008年02月28日 14:02
impression さん
大きな声を上げて「退けて!」・・・なんてことは淑女?には出来ませんよね?
五重の塔が見事に修復されていたのには感激しました。
mugen
2008年02月28日 14:15
風の旅人 さん
この日、お天気は良かったのですが、さすがに室生山に登ると粉雪ちらちら。五重の塔と小雪の取り合わせ風情があったのですが、私の腕では撮影不可能でした。
結構大人数で出掛けたので天狗さんも恐れて出ては来ませんでしたが、人を入れずに撮るのはちょっと大変でした。
2008年02月28日 20:22
奈良懐かしいな・・・20年前・生駒に住んでいたのだ・・・転勤の連続で流れ流れて今は千葉だべ・・・ここで一句「定年で・・・満員電車の・・・旅終わり」・・・うふふふふふ(*^_^*)
さかなchan
2008年02月28日 22:26
mugen様 大勢の人が居られたでしょうに、ほとんど参拝客が写っていませんねー!??静寂が上手に表現された画像で、石段を上から下に向けて写されている絵が好きです!  どんどん良い写真になってきましたねェ。
2008年02月29日 14:58
「女人高野」と呼ばれている理由を知りたいと思っていました。mugenさんのお陰でよくわかりました。
そして五重塔の美しいこと!!今まで見たどの塔とも違う優美さを感じます。
軍茶利明王石仏の写真も好きです。しばらく見とれてしまいました。
mugen
2008年02月29日 16:32
バカボン さん
コンニチは!関西に20年お住まいでしたか。
色々な名跡を訪ねられた事でしょうね。
mugen
2008年02月29日 16:57
さかなchan さん
誉めて頂いて嬉しいです!これからも頑張ります!

景色の中に人が写らない様にするのはナカナカ大変ですね。
mugen
2008年02月29日 17:21
sourire さん
綱吉の母桂昌院の寄進で堂塔が修理、帰依したので、その後女性にも門戸が開かれたと・・・。
昔、この山深いお寺の道無き道を、助けを求めて訪れる女性たちは大変な苦労だったでしょう!

室生寺は何度も訪ねてみたいお寺の一つです。
2008年02月29日 23:01
また景色を独り占めかと思いましたら
他にも参拝客がいらしたのですね。
人が写ってないとの、雪のせいで
静寂さが伝わってきます。
美しい風景の中にいると寒さも
忘れますよね。
mugen
2008年03月01日 15:33
月 さん
源光庵を訪ねた時は全くの一人、景色独り占めでしたが、室生寺は友人達と出掛けたのですよ。
こんな山深い冬のお寺は、誰もいないとちょっと怖いですね。
お天気は良かったのですが、時々小雪が舞散り風情のある素敵な時間を過ごしました。
2008年03月04日 22:27
mugen殿、
先ほどのコメントを他のBlogをリンクしてしまいました。
申し訳ないです。
http://ectech.at.webry.info/が現在有効なBlogですので宜しく!
2008年03月05日 22:12
こんばんは。
古い日本ですねぇ。北海道にはありえない歴史の深さです。それにしても、人がいませんね。シーズオフなんでしょうか。五重塔はいくつもあるのですね。奈良というと鹿が浮かぶわたしです。
mugen
2008年03月06日 01:38
rosso さん
コンバンは!コメント有難うございます。
奈良や京都は歴史の宝庫ですが、北海道は自然の宝庫ですね。

室生寺は四季を通じて人気のあるお寺で、特に雪を被った美しい五重塔を見に来る人も多いのですよ。出来るだけ参拝者が写っていない写真を載せる様にしています。