甲府・石和温泉 <1>

少し春めいた日、甲州路を旅してきました。

甘草屋敷

旧高野家住宅で、甘草屋敷(かんぞうやしき)と呼ばれています。どっしりと、優雅なそのたたずまいは桁行24.8m、梁間10.9mの日本有数の大型民家です。切妻造、茅葺屋根は保存のため銅板葺に改められています

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重要文化財に指定されているこの屋敷は、江戸時代に薬用植物の甘草(かんそう)を栽培して幕府に納めたことから、年貢諸役を免除されていたそうです。
広い敷地内には、蔵や土蔵、文庫蔵、馬屋、長屋などが整備され、活用されていました。

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今の時期、母屋の高い天井の部屋の中に入ると、約1000体の雛人形やつるし雛が飾られ、きらびやかな雛祭りが繰り広げられています。(4月18日まで)

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つるし雛で有名な伊豆・稲取のは布で作られていますが、ここ甲府のつるし雛は全部「和紙」で作られています。
和紙でつるし雛を作っているのは、ここ甲府だけだそうです。

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約300年前に作られた享保雛をはじめ、大正から昭和期にかけ作られた、小さな宮殿の中に人形を飾る「御殿飾り」などが、地元の方の琴の生演奏を聴きながらゆっくり眺められます。




この記事へのコメント

  • ログの大好きな徳さん

    大きな家で・・・二条城のような感じですね。
    柱組みを観て見たいですねぇ。
    どれ位の大きさの柱を使っているんでしょう。
    興味がつきません。
    2010年03月20日 22:32
  • 茜雲

    石和温泉ですか、こちらはまだ行ったことがありません。
    「少し春めいた日、甲州路を旅してきました」
    書き出しがいいですね。今すぐにでも行きたくなります。
    勿論、”甘草屋敷”も知りません。機会あったら行って見たいです。
    2010年03月21日 14:22
  • キャプテン アフリカ

    大きな屋敷だけでも、じっくりと見応えがありそうですね!
    そして1000体もの雛人形、実際見たら華やかなんだろうなぁ♪
    和紙のつるし雛も繊細で綺麗ですね!!
    雛祭りは、このくらい賑やかな方が良いですね☆
    昔から引き継がれてきた伝統も見受けられそうです♪
    2010年03月22日 09:36
  • mugen

    ログの大好きな徳さん
    屋根を支える柱は高く棟まで通る棟持柱で、素晴らしいものです。ログの大好きな徳さんはご自分で建てておられるからきっと興味深くご覧になれるでしょうね。
    2010年03月22日 12:39
  • mugen

    茜雲さん
    誉めて頂きありがとうございます。嬉しいです!
    甘草屋敷の「雛」が見たくて行って来ました。
    2010年03月22日 12:52
  • mugen

    キャプテン アフリカさん
    100年を経て建っている甘草屋敷、堂々たるものです。甲府には2度行ってるのですが、甘草屋敷と雛祭りは見たことがなかったので楽しみに訪ねました。
    2010年03月22日 13:19
  • こういう古い家が
    今でも活用されていると
    いうのがすごいですね。

    たくさんの人形に囲まれていると
    癒されます~(笑)
    この時期に、ぜひ訪れたい場所ですね。
    2010年03月23日 09:08
  • mugen

    月さん
    100年も前に建てられた屋敷の中にいると、継続されてきた営み、受け継がれてきた人々の血などを感じます。それにしても100年前の技術、財力、木材素晴らしいものですね!
    2010年03月23日 11:15