平城京 〈奈良〉

奈良平城京に行ってきました。

平城京が9年の歳月をかけて復元されたのは「平城遷都1300年」の平成22年。


平城京には政治の中心となる平城宮が造られ、中でも、もっとも重要な建物が「大極殿」。 間口44m、奥行き20m、屋根の高さ27mと、物凄く大きな建物で、圧倒されます。

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若草山や春日山など、奈良の山々が連なり、素晴らしい展望です。

平城京に都が移された710年から長岡京に都が移るまでの75年間を奈良時代といいます。しかし、その間も聖武天皇は、恭仁京や難波京などに都を移したりしています。

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屋内にある八画形の天皇の玉座「高御座(たかみくら)」。古代中国の思想において「八」が聖なる数と考えられていたことと関係があり、八角形が天皇家にとって重要な意味を持つっていたのでしょう。

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屋根の両端についている「鴟尾(しび)」2mの大きさです。

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屋根の中央に取り付けられた宝珠形の飾金具「大棟中央飾り」、これも2mです。

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大極殿から望む「朱雀門」。 はるか向こう、真正面に建っています。(間口25m,奥行き10m,高さ22m)

ちょうど、朱雀門の前を電車が走っているのですが解りますか?写真を大きくして見て下さい。平城宮跡を横切る近鉄奈良線の風景です。

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平城宮の東隅に、大きな庭園の遺跡が発見され、復元されました。「東院庭園」です。

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東院庭園は、今日の日本庭園の原型とされています。

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平日なので、参拝の人も少なく、特に端にある東院庭園まで足を伸ばす人は殆ど居ません。

衣擦れの音をさせながら、大和言葉を話しながら、優雅に庭園を散歩する古代の人々に思いを馳せる時間はたっぷりとある楽しいひと時を過ごしました。

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花菖蒲も、早咲きの萩も・・・私達の過ごす豊かな時間を演出してくれていました。

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この記事へのコメント

  • さかなchan

    mugen様  奈良の平城京に行かれたんですね!
    聖武天皇は、紫香楽に都を作り大仏も建立している最中火災に遭ったり反対派の抵抗にアイ、夢を捨ててまた平城に戻ってきたようですね。其の為大極殿跡が2か所も有るんですよ。(第二次大極殿)
    2015年06月06日 11:04
  • 茜雲

    数年前に訪れたことがありますが、もうすっかり忘れてしまい、画像を見せていただきながら思い出しています。
    “衣擦れの音をさせながら、大和言葉を話しながら、優雅に庭園を散歩する古代の人々に思いを馳せる時間はたっぷりとある楽しいひと時を過ごしました”、こんな思いでゆったりと過ごさないといけませんね。
    2015年06月07日 17:02
  • mugen

    さかなchan さん
    建物の大きいのにビックリ! 色の美しさに感動・・・建物の赤色は、神社などに塗られている「朱」ではなく「錆紅」とでも言うのでしょうか、落ち着いた色でとても美しく、広々とした空間に、どっしりと優雅な佇まいを見せてくれていました。

    近鉄線が平城京の中を通過しているなんて愉快ですね。
    2015年06月08日 11:05
  • mugen

    茜雲 さん
    茜雲さんも行かれたのですね。
    奈良時代、このような都が何度も移し替えられたなんて・・・聖武天皇のお考えは如何なるものだったのでしょう。

    平日だからでしょうか、訪れる人もまばら・・・広い空間を一人占め・・・雅な時代に思いを馳せる時間はたっぷりとありました。
    2015年06月08日 11:17
  • 平安京・・・一度は行ってみたいと思っているのですが、なかなか行く機会がないところです。
    八画形の天皇の王座がなぜ、八角形なのか?
    古代中国思想で八が聖なる数だという説明でなるほど~と思いました。
    mugenさんの文章で、遠い奈良時代に思いをはせて、写真を拝見することができました。
    2015年06月09日 10:32
  • mugen

    彩 さん
    この日、初夏の風が心地よく吹き渡り・・・きっと、奈良時代の人々もこんな風を感じて生きていたのだなぁ~と、思いを馳せながら巡って来たのです。

    そんな私の撮った写真を見て、彩さんが奈良時代に思いを寄せてくださったのは嬉しいです。
    2015年06月14日 13:02