〈Ⅰ〉 修学院離宮

久しぶりに里帰りした京都は、緑に溢れていました。

訪ねたのは「修学院離宮
後水尾上皇が造営、愛した離宮は、今も美しく、宮内庁によって管理されています。

修学院・上離宮にある「浴龍池」。島の形が泳ぐ龍の姿に見立てられています。

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比叡山や北山連峰を借景とし、8万㎡の広大な敷地に、三つの離宮が建っています。

一番高い所に建っている「隣雲亭」から望む、洛北の山々と洛中の町並みです。

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浴龍池にある島と島に架けられている「千歳橋」
橋脚二基に一枚石を渡した唐風の橋が、周りの景色とのアンバランスの美しさを見せてくれます。

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広大な地に点在している三つの離宮を結ぶのは松並木と白砂の道と階段、そして特徴ある板戸門。

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松並木の両側には、畑や棚田が広がっています。この土地も、勿論修学院離宮のものです。

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修学院離宮の敷地内に畑や水田があるのには驚き・・・これらは、農家が修学院離宮から借り受けて作物を作り、もちろん収穫物も農家のものだそうです。

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下離宮に向かいます。

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「寿月感」掲げられている扁額は後水尾上皇の宸筆。
この肘掛窓からの景色は四季を通じて美しく眺められるように建てられています。

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中離宮の「楽只軒」

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互い違いに配された大小五枚の棚板が、霞がたなびいているようにみえることから「修学院の霞棚」と呼ばれ、「桂離宮の桂棚」「三宝院の醍醐棚」と共に天下の三棚と呼ばれているそうです。

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三つの離宮の中間の松並木から眺めた「大刈り込み」
4段の石垣上部に数十種類の常緑樹を植え広大に刈り込んだ大刈り込み。この向こうに「浴龍池」があるのですが、上に登るまで、池があることは、全く解りません。

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後水尾上皇は、比叡山麓に、山も川も畑も田も、そして、そこの住む人々をも含めての、自然に在るがままの姿を愛して、この地に、きらびやかではないが落ち着いた山荘(離宮)を建てられたのでしょう。


案内人の方と一緒に、説明を聞きながら三つの離宮を巡るのに、1時間40分程かかります。高低差や砂利道もあるので、もしお出かけになるのでしたら、履き慣れた靴でお出かけになることをおすすめします。









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