芸術の秋 <NO Ⅳ> 黒田清輝

黒田清輝記念館 昭和初期に建てられた美術館で、東京・上野の森にあり、「黒田清輝」の多くの作品が鑑賞できます。
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日本で最も美しい女性の肖像画として、人々に愛されてきた『湖畔』。 箱根の芦ノ湖をバックに、もの思いにふける美しい女性・・・のちの黒田夫人です。この時がお二人の出会いだったのでしょうか。ロマンチックですね!                   湖畔               
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当時の日本社会(と画壇)における裸婦に対する無理解と低次元な批難を払拭するために彼が描いた、日本人女性をモデルにした最初の油彩裸婦作品です。                  智・感・情
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智・感・情の顔の表情も展示してあります。それぞれ、理想主義(智)、印象主義(感)、写実主義(情)を象徴化したものと言われています。             智         感         情
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赤い髪の少女に降り注ぐ陽の光、新緑に輝く木や草・・・フランス滞在中に印象派の影響を受けて描かれたのでしょうね。                     赤髪の少女
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重厚な建物(登録有形文化財)で、内部のレトロな階段や窓に明治の面影がしのばれます。 二階から見た階段、赤い絨毯と白い漆喰壁のコントラストが美しいです。
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玄関扉上部の半円形の窓、外側には「黒田記念館」の文字のあるレリーフがはめ込まれています。
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「黒田清輝記念館」は、木曜日と土曜日の13:00~16:00にだけ公開している美術館です。 入館料無料です。黒田清輝の油彩画126点、デッサン170点、写生帳、書簡など所蔵。 日本の美術館は撮影禁止の所が多いですが、ここはフラッシュはダメですが、撮影は大丈夫なのですよ。

三井家の茶箱と茶籠

江戸時代から近代までの三井家の当主達が、粋をつくして仕立てた茶箱・茶籠の展覧会が開かれています。 場所は日本橋の三井記念美術館。平成17年10月に開設された新しい美術館です。 美術館のエントランス
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持ち運びできる小形の箱や籠などに、喫茶用の茶道具一式を組み込んだものを茶箱・茶籠と言います。 三井家の当主や、その夫人が誂えたこれらの品々は、彼等の豊富な財力と高い文化的見識をもって仕立てられています。 写真撮影は禁止なので三井記念美術館から写真をお借りしました。 茶碗、筒茶碗、茶器、茶筅、茶杓・・・が入った茶箱。
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茶籠には、抹茶道具と香道具が一緒に入っています。
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野外での遊びの時はもちろん、海外旅行にも常に携帯、優雅な時間を楽しんだようですね。 これらの茶碗、茶器、茶筅、棗、茶杓・・・・まるでおままごとのような小さな茶道具たち。しかしこれらの茶道具は、すべて名工と言われる人々の作品です。 桜の花の咲くころ・・・木々が紅葉に染まるころ・・・若葉の美しい木の下・・・茶箱を開いてお茶をたてたら、どんなに楽しい事でしょう! ゆっくりとした時間が感じられることでしょうね!

地獄の門 <オーギュスト・ロダン>

地獄の門(1880-1917) 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘文で知られており、深い絶望をあらわす表現としても用いられるダンテの神曲・地獄篇に登場する[地獄の門]・・・。 ロダンがテーマとして選んだ、この「地獄の門」の巨大なブロンズ像が西洋美術館前庭に展示されています。 未完の作品ですが世界にある7つある内の一つです。
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考える人(1880) このブロンズの門上部に、「地獄の門」を覗き込む男が創られているのですが・・・写真で解りますか? この覗き見る男を一つの彫刻として発表されたのが「考える人」です。
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その姿は地獄の中を覗き込み、苦悩している姿であり、ロダン自身だとも言われています。 その地獄の中には、若き芸術家ローズとの間に出来た息子(ロダンは認知もせず、世間にも隠していた)の姿があるとのことですが・・・。 「地獄の門」の両横には、旧約聖書に出てくるアダムとイブの像が置かれています。 左にアダム。右にはイブ アダム(1880) アダムとは「土」「人間」という意味だからでしょうか、彼の右手は大地を指しています。 苦悩の表情は、禁断の実を食べた後悔からかでしょうか・・・。
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エヴァ(1881) 知恵の樹の実を食べて、恥じらいをを知ってしまったエヴァでしょうか・・・。
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カレーの市民(1884-1888) 英仏100年戦争の時、英軍によりカレーは占領された。サン・ピエールと5人の市民が、英国王のエドワード3世の前に出頭し他のカレー市民を救った・・・という実話にもとずいてのロダン制作。 自らの命を敵に差し出しに向かう6人の、死に直面した男たちの、怖れや苦悩の表情は胸が締め付けられそうです!
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ロダンのこれらの彫刻は、西洋美術館の前庭に設置されていて、誰でもいつでも見ることが出来ます。

女流画家協会展 <東京都美術館>

5月なのに気温は29度、真夏日です。 上野・東京都美術館に行きました。
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友達が出展しています。
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今までは、赤やピンクの色が配色された絵を描かれていた様に思いますが、今年の彼女の絵はちょっと感じが違います。「My Cosmos' 08 春」と題が付いています。一番手前の絵ですです。
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抽象画も具象画もあります。
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リアルなこの絵には皆注目です!
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美術館の庭に有る、球形の野外彫刻の前では、記念写真を撮ったり触ったり姿を写したり・・・みんな楽しそう!            光と影 <井上武吉作 「MY SKYHOLE」シリーズ>
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上記の球形と、この直方体の彫刻が並んで設置してあります。            三本の直方体 B <堀内正和>
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東京国立博物館 の特別展 「国宝 薬師寺展」を見たかったのですが、混んでいるのとあまりの暑さに諦めました。 友達と待ち合わせている時間も迫ってきています。