ポルトガル旅行〈10〉

シントラ ペナ宮殿 ペナ宮殿は、19世紀ロマン主義を象徴する建築として有名、「シントラの文化的景観」として世界遺産に登録されています。
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山の上に建つ宮殿は、イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエル等のあらゆる建築様式が複合されています。門をくぐりましょう・・・
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土地の起伏を利用して造られているので迷路のようで、本当に不思議で、カラフルなペナ宮殿です。
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窓のしたには、怪しげな魅力の装飾が睨みをきかせていました。
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屋内装飾 宮殿の屋内装飾は、王家の夏の離宮として整備されました。素晴らしいしっくい細工、精密な描写のだまし絵の施された壁、19世紀以来の多種多様なアズレージョタイルの外装等など・・・ ペナ宮殿最後の女主人アメリア王妃の部屋
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おびただしい数の王家の美術品が所狭しと飾られていました。
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晩餐の間
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ステンドグラスの光も美しく・・・
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実際に使用されていた調理場、調理器具などが、当時のままの姿で保存されています。
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バルコニーからの眺めも素晴らしいです! シントラの街の向こうには大西洋が・・・
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ペナ宮殿は、マリア2世の夫フェルナンド2世が廃墟となっていたジェロニモス会の修道院を、自分の理想とする宮殿にするため改築したものですが、フェルナンド2世は宮殿が完成する前に亡くなってしまい、その目で見ることは叶いませんでした。 ただ、彼は自分の死後も、工事が滞りなく行われるように綿密な建築計画を遺していたといいます。 ペナ宮殿を建てたフェルナンド2世は、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ2世といとこ同士。 二つの宮殿は似ているとのことですが・・・?
posted by 方向音痴の旅人 at 21:48Comment(4)

ポルトガル旅行〈9〉

リスボン 発見のモニュメント リスボン市西部のテージョ川岸にある大航海時代を記念した記念碑。 52メートルの高さのコンクリート製で、探検家達が愛したキャラベル船の船首の曲線に似せているそうです。  
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船首には、大航海時代の先駆的指導者・エンリケ航海王子を先頭に、同時代の探検家、芸術家・科学者・地図制作者・宣教師ら約30名のポルトガル人の像並んでいます。 インド航路発見者のヴァスコ・ダ・ガマ、宣教師のフランシスコ・ザビエル、 初めて世界一周を成し遂げたフェルディナンド・マゼランの姿も・・・
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ここは、ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路へ旅立った際の船出の地として知られ、モニュメント前の広場にはその頃の世界地図が・・・1541年にポルトガルは日本を発見。殆ど、今の日本の形と解っていたのですね。
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ジェロニモス修道院(世界遺産) 大航海時代のポルトガル建築・美術の最高傑作、壮麗な白亜の大建造は世界遺産に登録されてます。 青い空に白い建物は圧巻でした
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エンリケ航海王子の偉業を称え、建設されたのですが、建築資金はバスコ・ダ・ガマが持ち帰った香辛料(胡椒)で得た莫大な富でまかないました。 修道院 内装
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西門から入るとすぐ、両脇に石棺が据えられています。 右には石棺の真ん中に筆と竪琴のマークが彫られているポルトガルの詩人カモンイス・・・(ロカ岬の碑に「ここ地果て、海始まる」と詠み刻まれていた詩人です)
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左、ヴァスコ・ダ・ガマの石棺です・・・この修道院はガマたちがもたらした富で設立されたので、ガマの石棺があることも頷けます。胡椒の花と実の模様が彫られています。
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マヌエル様式の最高傑作ともいわれ、大航海時代の富をつぎ込んで建築されたのですが、1502年に着工、最終的な完成には300年かかったとか・・・ ベレンの塔 「テージョ川の貴婦人」とも呼ばれていますが、正式名称は「サン・ヴィンセンテの砦」。 ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られたテージョ川の船の出入りを監視する目的の要塞でしたが、地下は政治犯用の牢で、潮の満ち引きで水攻めになるとか・・・現在は博物館として利用されています。
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posted by 方向音痴の旅人 at 11:29Comment(2)

ポルトガル旅行〈8〉

ロカ岬 ロカ岬は、ユーラシア大陸最西端の岬です。
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ポルトガルの英雄的詩人ルイス・デ・カモンイスが詠んだ「ここに地果て海始まる」の言葉が碑に刻まれています。
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大西洋からの強い風が出迎えてくれます。聞いていたより凄い強風です。 高さ140mの断崖の上には、 1772年に建設された灯台が今も現役で働いていました。
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ここで、夕陽を眺められたら素敵でしょうね・・・残念ですが、夕日の少し前の照り返しの海を見ながら南下します。
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先程私達が居たロカ岬です・・・ロカ岬の Rocaは「岩山」の意味。文字通りユーラシア大陸の西の果てはごつごつとした岩山が連なっています。
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ロカ岬から1時間程、南下してきました。 カスカイスの地獄の口 地獄の口とは、 ユーラシア大陸の西端部のイベリア半島の西端部の海岸にある洞窟です。
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岩礁にパアッ!と波しぶきが砕け散る様子を期待していたのですが、今日は穏やかな海です。
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釣り人ものんびり糸を垂らして・・・
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ロカ岬で見られなかった夕陽を・・・綺麗!
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posted by 方向音痴の旅人 at 14:36Comment(4)

ポルトガル旅行〈7〉

オビドス 城壁に囲まれ丘の上にある小さな村オビドスは、「谷間の真珠」と呼ばれています。 新婚旅行でオビドスを訪れた時、この地に魅せられた王妃に王がプレゼントされて以来、オビドスは代々の皇后の直轄地となり「王妃の村」として栄えてきました。
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城壁の上は思ったより狭く片側しか壁が無く、大人2人がすれ違うのがやっとです。
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オビドス村を取り囲む城壁を、風を感じながら、青空を見上げながら歩くのは、とても気持ちが良いです!
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城壁の上を歩けば、スリル満点で素敵な景観も満喫できます。
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城壁を歩いた後は、村の中を歩いてみましょう・・・人口800人ほどしかないのに、村は観光客がいっぱい!ポルトガル旅行随一の人気スポットです。
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絵本のような村を散策して、中世の雰囲気を楽しみましょう・・・ランチも路地奥の小さなレストランで・・・。
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途中に建つ教会も小さく可愛いです。
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白壁の家に挟まれた石畳の細い道は、一番奥のオビドス城まで少し上り勾配で続いています
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posted by 方向音痴の旅人 at 17:08Comment(0)

ポルトガル旅行〈6〉

ナザレ 4世紀にパレスチナのナザレから一人の聖職者が聖母マリア像を持ち込んだことにちなんで、この町の名がついたと伝わっています。 青い海とオレンジの屋根のコントラストが絵のように美しい海辺の町・・・人気の観光地です。
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海岸から標高110m地点の岩の上にある街シーティオには、ケーブルカーで行き来できます。 シーティオに建つ「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」 12世紀に騎士の命を聖母が救ったという伝説により建てられた教会です。
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シーティオの丘陵の頂上で、太陽が沈むのを待ちましょう・・・
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太陽が段々と海に沈んでいき、沈むにつれ、太陽の光がオレンジ色を帯びてきました。 ナザレの町と白い砂浜を、海を、空を・・・刻々と染めていくその光景は、言葉に表せないほどの美しさです!
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私達も、すっぽりとオレンジ色・・・旅先でこんな豊かな時間を持てることに感謝です!
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ナザレの名物料理「イワシ」を頂いたレストランです。 ポルトガル旅行で色々食べた料理の中で、一番美味しかった気がします。
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posted by 方向音痴の旅人 at 11:10Comment(2)

ポルトガル旅行〈5〉

トマール キリスト修道院 城壁が連なり、かつて城塞だったことがよくわかリます。
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門を入ると
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まるで、お城のよう・・・
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テンプル騎士団によって建設されたのですが、解散命令が出た後、キリスト騎士団へと改編され彼らが管轄することになりました。 キリスト騎士団は、大航海時代 のポルトガルを支え、ポルトガル海上帝国の礎を築いたことで有名です。 庭園からの眺めも素敵ですが・・・
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何と言っても、テンプル騎士団によって建設された「円堂」・・・力強い美しさに圧倒されます。
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外側から見ると16角形の構造をしていますが、内部は、8角形の構造をしていて、周歩回廊へとつながるアーチと結ばれています。
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馬に乗りながらミサに参加できるような大きな聖堂で、乗馬したまま見られるように高い位置にアズレージョで描かれたキリスト教の絵がならんでいます。
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キリスト騎士団の団長エンリケ航海王子は「墓の回廊」を増築。優美な2本の円柱の柱頭は、植物をモチーフに描写していると同時に16世紀に作られたアズレージョタイルで壁は飾られています。
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マヌエル様式の窓・・・地球儀、鎖、ロープの結び目、海草、網、貝の彫刻等、過剰な装飾がマヌエル様式の特徴です。
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このキリスト教修道院は、ロマネスク、ゴシック、ムデハル、マヌエル、ルネサンス様式が見事に集合した建築物だと言われていますが、説明を受けてもなかなか区別はつきません。
posted by 方向音痴の旅人 at 14:13Comment(0)

ポルトガル旅行〈4〉

バターリャ バターリャ修道院は、ポルトガルの独立を象徴する建築物 ユネスコの世界遺産です。 アルジュバロータの戦いでの勝利を、聖母マリアに感謝するために建設されました。バターリャとはポルトガル語で「戦闘」の意。
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修道院の入口は、78の聖像が飾られています。 先のブログで書いたサンティアゴ・デ・コンポステーラに祀られている聖像の一人ヤコブ・・・ここに飾られているヤコブは、やはり、聖書の上に帆立貝を持っています。
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修道院の高さは32mあり、幅は、22mと高くて狭い。バターリャ修道院は、ポルトガルにおいて、最初にステンドグラスを備えた教会建築です。10枚あるステンドグラスから射し込まれてくる光が美しいです。
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ポルトガル独立を死守したジョアン1世のお墓、他にも、大航海時代の幕を開いたエンリケ航海王子等のお墓もありました。
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マヌエル様式とゴシック様式の調和が美しい王の回廊
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未完の礼拝堂 建築家が変更になったり、資金不足などにより、完成すること無く「未完の礼拝堂」と呼ばれています。
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八角形の建て物の中庭に出てみると、確かに天井は無いものの、500年以上未完製のままでも、今なお華麗な雰囲気をかもしだしています。
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屋根のない礼拝堂の天井に青空が広がり、重苦しい空気から開放されたように感じました。
posted by 方向音痴の旅人 at 23:06Comment(0)

ポルトガル旅行〈3〉

コインブラ ヨーロッパ屈指の伝統を持つ名門コインブラ大学の建造物群は、世界遺産に登録されています。
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この大学には、世界でもっとも美しく、豪華とされる図書館があります。残念ながら休館日では入れませんでした。(HPから) この図書館では、本に巣食う虫を食べてくれる「コウモリ」を飼っていることでも有名ですね。
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もうひとつ、学生の黒マント姿がカッコイイと評判です。
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街角や通りには、色々な彫刻が・・・素敵な学園都市です。
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コインブラの街を散策します。
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コインブラは、金平糖の起源である「コンフェイト」発祥の地としても有名で、それを販売しているお菓子屋さんにも立ち寄り、買い求めました。
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ポルトガルに生えている木の1位は松、2位はコルク、3位はユーカリ・・・この3種類が殆どで、車窓からも他の木はあまり見かけませんでした。 全世界のコルクの生産量の約55%、コルク製品の約75%がポルトガル製・・・どの街へ行っても、お土産のコルク製品をいっぱい売っています。 コインブラで飼ったお土産です。 コルクのショルダーバック・・・吸水性があるので、雨にぬれても大丈夫だそうです。 ポルトガルの伝統的な民芸品「奇跡と幸せを呼ぶ鶏」・・・ラッキーアイテムの「ガロ」。 可愛いコンペイトウ。
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posted by 方向音痴の旅人 at 10:58Comment(2)

ポルトガル旅行 〈2〉

今日は国境を超えて、北スペイン・ガルシア地方へ。 エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつサンティアゴ・デ・コンポステーラに行きます。 まずは、「歓喜の丘(モンテ・ド・ゴソ」 長い長い巡礼路を歩いてきた巡礼者たちは、聖地サンチャゴ・デ・コンポステラの5km手前の丘に到着・・・この丘からカテドラルの尖塔が、小さいけれどはっきりと見えます 巡礼者たちの目指す聖地を見つけた時の喜びが、ひしひしと伝わってきます。
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歓喜の丘からの眺めです。山の裾野に三つの塔が見えますか?・・・これが巡礼者達が目指す聖地サンチャゴ・デ・コンポステラです。
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私達も、「聖地サンチャゴ・デ・コンポステラを目指して出発しましょう! あまり近くまで行くと、3つの尖塔は見えません・・・近くの小高い公園からその全貌を見てから・・・
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サンチャゴ・デ・コンポステラの正面に到着。聖ヤコブの遺骸が祭られているため、古くからローマ、エルサレムと並んでカトリック教会で最も人気のある巡礼地であり、世界中から巡礼者が絶えません。
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正面広場には「ホタテ貝の印」が・・・ホタテ貝はヤコブのシンボルで、フランス語ではホタテ貝を「聖ヤコブの貝」と言うそうです。
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巡礼者は、その証明に帆立貝の殻を荷物にぶら下げています・・・見回すとみんなぶら下げています。
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直ぐ側の修道院(十字架のある建物)・・・スペインのもっとも古い修道院の中のひとつであり、おいしいお菓子作りでも名高いのですが、毎日販売しているわけでもなく・・・たまたま今日販売しているとか・・・
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私達は、この修道院の周りを3周し、色々な人に尋ねても販売場所が解らず・・・諦めかけた時やっと判明。 大きな木の扉を入り、石畳のホールの、この小さな窓の側のボタンを押すと・・・
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鉄格子の向こうの扉が開き、老シスターが鉄格子越しに販売してくれます。
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これが苦労をして入手したメレンゲとアーモンドパウダーで作った「アーモンドクッキー」です!
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サクッとして、とても美味しいです♪~
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posted by 方向音痴の旅人 at 11:11Comment(2)